2013年1月、また新たな年の始まり。東京では大雪で、肌寒い日が続いています。
「スタンフォードの自分を変える教室」ケリー・マクゴニカル著では、意志力を科学することをテーマにした授業を展開しています。研究データを引用しながら、自己コントロールを高めるための方策について述べられています。この本が売れている背景には、それだけ、自分の意志力の弱さを感じている人が、それを変えたい人たちが世の中に多くいることを意味しているのかもしれません。肥満、運動不足、勉強不足、色々と意志力の弱さは現代の社会問題と密接に関係しているように感じます。情報や環境が多様化している中では、より昔以上に自己コントロール力が重要になると感じます。
「やる力」
「やらない力」
「望む力」
自己コントロールにはこの3つの力が重要であり、その場面場面でどう対応してけるかがポイントになります。科学的視点と実際のエクササイズ(実践)、意志力を高めるためのアプローチとして面白い試みだと思います。