2013年11月19日火曜日

オープンサイエンス

オープンサイエンス革命、マイケル・ニールセン著では、これからのサイエンス情報の活用の方向性を事例を交えて紹介しています。エビデンスは誰のものか?世界中の知を掘り起こすツールとして、無料のオンラインジャーナルやサイエンスブログについて述べられています。サイエンス(エビデンス)がオープン化される中、それを読み解くには読み解くためのトレーニングが必要になるのかもしれません。

分野限らず研究ラボでは、文献発表の抄読会が行われます。原著論文を訳して、加工、発表することは古典的な作業ですが、今思うと大事なプロセスなのかもしれません。企業が求める人材育成を考えると古典的な作業は古い感覚なのかもしれませんが、そこに時間を費やすことには大きな価値があると感じます。

情報が爆発化している今、よりその情報を読み解き活用するためのリテラシー教育が必要になってくると感じます。

常に学び続けながら、今後の方向性を模索し続けたいと思います。