2014年6月15日日曜日

体得、そして教育と学習

全日本選抜レスリング選手権大会。
試合を観戦すると、改めてその競技の本質を感じさせられます。
国民の運動離れ、運動の習慣化が低い時代にあえて厳しい競技スポーツに打ち込むアスリート。
科学や根拠などではなく、ただただ競技に打ち込む姿がそこにはあります。

競技スポーツの本質は、日々の練習が基本なのだと思いますし、そして、そこには
指導者ー選手の関係性がベースなのだと改めて感じます。

スポーツ科学はどこに寄与するのか?
本質を感じながら、自分が貢献すべきことを考えていきたいと改めて感じました。

・教育
・学習

基本は指導者ー選手。
そこには勝ちたいあるいは向上したいと思う情熱や目標があるのだと思います。
そしてスポーツ医科学の知識や情報は、その目標に答えるための価値がなければならないのかもしれません。

スポーツ科学は日々発展しています。しかし、トレーニングの原則は、基本的には普遍的なものかもしれません(トレーニングの原則)。そしてその原則を伝えるのが教育的価値だと思います(実実際には日々の練習の中で体得してるのだと思います)。その一方、スポーツ科学が進歩する中、さまざまなエビデンスを活用することも大事な視点なのかもしれません。それが学習的領域なのかもしれません。

教育と学習。

二つの視点から考えていきたいと思います。