11月、今年もあと2ヶ月となりました。
先日、FALプロジェクトで実施してきた活動の一部が論文掲載されました。
「女性アスリートリテラシー」をコンセプトに、女性アスリートコンディショニングプログラムを作成し、様々な競技競技団体や部活、地域等で実践活動してきました。論文化には多くの時間を要しましたが、スポーツ研究所のサポート、人的ネットワーク、専門家の協力、指導者の関心・理解、など様々な支え中で活動していることを改めて感じます。
Effect of Improving Physical Conditions and Female Athlete Literacy Behaviors
Intervention Study
Aizawa, Katsuji; Iwasaki, Atsushi; Yanagisawa, Kae; Arai, Chiaki; Hayashi, Koichiro; Nakamura, Yuki; Tomikawa, Masamitsu; Watanabe, Eiji; Kukidome, Takeshi.
Translational Journal of the American College of Sports Medicine: October 15, 2019 - Volume 4 - Issue 20 - p 235–241
doi: 10.1249/TJX.0000000000000102
(https://journals.lww.com/acsm-tj/Fulltext/2019/10150/Effect_of_Improving_Physical_Conditions_and_Female.1.aspx)
今回は、
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現場での課題、研究知見の蓄積(課題発見)
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委託事業による研究資金の獲得と事業化(活動資金、運用)
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現場への介入(データ、分析)(エビデンス化、フィードバック)
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報告書の作成(アウトリーチ)
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民間受託研究(活動資金、運用)
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事業の継続化、研究知見の蓄積
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論文化
↓
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(今後の方向性、課題)
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プロジェクトの継続化(持続可能な活動)
↓
他分野への応用・活用
・大学教育
・地域連携
・健康経営
・?
↓
「一般化」
が最終目標かもしれません。
そのためにも、事業実施とともにエビデンス化の両輪が、大学を拠点としたプロジェクト研究の役割なのかもしれません。さらに、他分野へ応用されるための仕掛けや異分野との連携、集合体を構築・運用していくことが今後必要になると感じます。
備忘録。