R3年度後期授業も終了。
前期授業と同様に新型コロナ感染症対策を講じた中での対面授業。
「体育実技」。多くの大学では、1年次に必修あるいは選択科目として「体育」科目が設定されているようです。
小学校からの「学校体育」。大学にもよりますが、授業として運動やスポーツを実施し、単位をえること、いわゆる学校体育は、その時代や社会状況によって存在意味や価値が変わってきたのかもしれません。
毎回の授業が試行錯誤の日々。
とくにコロナ禍での体育は、「対面」授業という形式が様々な意味を持っていると感じました。
兼任講師先での最終授業。好んで授業を履修した4年生の最後の学校体育(もうこれからは運動することで単位や評価を気にすることがない人生)。
エネルギーが枯渇するまでスポーツを楽しくしている姿。日常生活に制限がある今日だからこそ、生理的疲労を肌で感じた時間。
スポーツ庁では、第3期スポーツ基本計画が検討されているようです。その中の一つとして、国民の運動実施率を高めるための様々な方策が示されています。学校体育から生涯スポーツへ繋ぐ一つの場として、大学における体育実技が果たす役割が存在しているのかもしれません。