2011年5月11日水曜日

心に火をつける

 大学ので講義もようやく2週目となった。
これまで学会発表などで研究のプレゼンはこなしてきたが、学生を相手にした「授業」は全く別物でした。
同じ授業を3コマ続けて行う講義にでも、その場のクラスの雰囲気やモチベーションにより全然違ってきます。
 あらためて授業の奥深さを実感させられますし、やはり学び続けなければ教えることは出来ないと感じています。

 教育に関する本を何冊か読んできましたが、昔読んだ、西澤潤一先生の「私の独創教育論」を読み返してみました。
研究者としての心がまえだけではなく、教育者としての考え方がともて心に打たれる内容でした。

 「教育とは心に火をつけることである」

 学生の知的好奇心の扉を開くためには、先ずは自分が探究心をもっていなければならいと。
授業を通して教育について考えることができた日であった。

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