2012年2月6日月曜日

知行合一

2012年も早くも1月が過ぎました。
2月は日本中で大寒波で例年より肌寒い日が続いています。
2012年1月は、研修会やスキー実習など色々と経験する機会がありました。

大学スキー研究会のスキー研修では、数十年振りのスキーの研修を通して、大学体育教員として必要な実技を体得しなければならないと、改めて感じました。その後、専修大学社会体育研究所の研修会にて、立命館大学を訪れました。充実した研究環境で教育・研究活動が行われていることを肌で感じ、これからの研究成果の発信がとても楽しみです。

また、前嶋先生の最終講義もありました。前嶋先生のご発表は何回聞いても勉強になります。スケートの指導者と科学者の両視点で取り組んでこられた内容は、実技と研究それぞれの 方向性を融合させてくれます。

これまでの経験を通して、『知行合一』という言葉を思い出しました。中国の明の時代に王陽明が唱えた需学の思想で知(知識)と行(行動)は合一(合致)していなければならないと言う考えです。おそらく今はこの言葉を体現していないのかもしれません。研究知や現場での経験知を合わせて実行してくことが重要ですし、個人として、組織として、考えていかなければならないと思います。また、研究環境や研究費あっての研究ではなく、自分自信の的確なビジョンや志が先になければならないことを再認識した1月でした。

1 件のコメント:

yuki さんのコメント...

相澤せんせい

博論の謝辞を書いていて、なぜかここにたどり着きました。哲学してますね。
謝辞をお見せする機会もないと思うので、この場を借りて、心より感謝申し上げます。

ほんとうにありがとうございました!!

またお会いしましょう。
先日、東京移転しました。

愛澤研 yuki