2019年11月5日火曜日

Female Athlete Literacy

11月、今年もあと2ヶ月となりました。
先日、FALプロジェクトで実施してきた活動の一部が論文掲載されました。

「女性アスリートリテラシー」をコンセプトに、女性アスリートコンディショニングプログラムを作成し、様々な競技競技団体や部活、地域等で実践活動してきました。論文化には多くの時間を要しましたが、スポーツ研究所のサポート、人的ネットワーク、専門家の協力、指導者の関心・理解、など様々な支え中で活動していることを改めて感じます。

Effect of Improving Physical Conditions and Female Athlete Literacy Behaviors
Intervention Study

Aizawa, Katsuji; Iwasaki, Atsushi; Yanagisawa, Kae; Arai, Chiaki; Hayashi, Koichiro; Nakamura, Yuki; Tomikawa, Masamitsu; Watanabe, Eiji; Kukidome, Takeshi.

Translational Journal of the American College of Sports Medicine: October 15, 2019 - Volume 4 - Issue 20 - p 235–241
doi: 10.1249/TJX.0000000000000102

https://journals.lww.com/acsm-tj/Fulltext/2019/10150/Effect_of_Improving_Physical_Conditions_and_Female.1.aspx


今回は、
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現場での課題、研究知見の蓄積(課題発見)

委託事業による研究資金の獲得と事業化(活動資金、運用)

現場への介入(データ、分析)(エビデンス化、フィードバック)

報告書の作成(アウトリーチ)

民間受託研究(活動資金、運用)

事業の継続化、研究知見の蓄積

論文化

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(今後の方向性、課題)

プロジェクトの継続化(持続可能な活動)

他分野への応用・活用
・大学教育
・地域連携
・健康経営
・?

「一般化」

が最終目標かもしれません。
そのためにも、事業実施とともにエビデンス化の両輪が、大学を拠点としたプロジェクト研究の役割なのかもしれません。さらに、他分野へ応用されるための仕掛けや異分野との連携、集合体を構築・運用していくことが今後必要になると感じます。

備忘録。









2019年9月29日日曜日

big picture

big picture。 長年、アメリカで研究されてた方から、 ラボのpiは、そのラボのbig pictureを持っていると 伺いました。 組織の方向性、全体像の上に研究があるのかもしれません。 確かに組織のトップで進んでいる先生にはbig pictureがあります。 つくばでの体力医学会。 日韓交流と女性アスリート関連のシンポジウム。 会長講演では、健康、未病、病気と自分の研究の方向性を考える機会となりました。 体育教員、そして研究者。 まだまだ勉強。 備忘録。

2019年9月1日日曜日

廃用性の病

人体600万年史(ダニエル・E・リーバーマン著)。
人類の歴史からヒトの生物学的システムや適応(不適応)について述べています。

「社会が進歩している中で、むしろ裕福病や新しさの病、廃用性の病に苦しめられている。文化と生物学とのあいだの有害なフィードバックループ。」

「ミスマッチ環境。ディスエボリューション。」

スマートフォンやITによる様々な健康問題がある一方、それらを活かしたヘルスプロモーションやヘルスベネフィットへの応用があります。対症療法と同時に、もっと根源的な原因に追求する研究も大事なのだと感じます。可塑性の機能を有する骨格筋も同じことが言えるのかもしれません。

「文化によっても私たちは自らの生物学的仕組みを超えられないということ」である。という視点。そして、それらを解決、予防するためには、科学と教育、そして賢明な集合的行動のすべてが必要となると述べていました。


備忘録。

2019年8月2日金曜日

負けない。

卒業生と食事する機会。
今日はただただそう思う日。大丈夫。まだ社会人1年目。

この前は、競技アスリートとして卒業後も活動し、今は、次のステージに進もうとしている卒業生と会う機会もありました。

Dipを乗り越えた先にまた新しい可能性が待っている。


2019年7月18日木曜日

選択と自主性

専修大学第2回スポーツ研究所研究会は、ペンシルベニア州立大学助教の岩月猛泰氏を招いて行われました。日米の大学スポーツの違い、研究環境、教育システムなどとても勉強になりました。

そして、運動学習の研究では、「選択する」という要因がその後のパフォーマンス発揮や運動効率に影響するという興味深い知見でした。

とくに大学では、自立や自主性が求められる環境で、競技現場だけでなく、大学の授業でも応用できる考えかもしれません。

自分で授業を選択できるのが大学。 
 
その前提には、外的刺激によるベース(基礎)による前提条件が必要なのか、もしあるとすれば、教養や体育が果たす役割は何なのか?と自分の立ち位置で色々と考える幅が深まりました。

そもそも人生は選択の連続かもしれません。

備忘録。

2019年6月27日木曜日

優先事項とネットワーキング

6月ももう終わり。蒸し暑い日が続きます。
日本抗加齢医学のシンポジウム。「運動とテストステロン」のテーマ。
同じ研究テーマでも分野が異なると、いつもとは違う視点で質問やディスカッションが得られます。この機会を作って頂いた座長の先生、そして新しいネットワーキングの重要性を感じました。

ネットワーキングの構築には、先ずは自分のコアな研究や知見を深めていかないといけないと改めて感じます。

優先事項。
教育、研究、社会貢献の中で、考えてきましたが、どれもが優先事項で、限られた時間の中でどう進めるかが大きな課題です。

大学や測定で中高の部活を指導されている先生や、組織の先端で働かれている先生方から学ぶことは、優先事項というより、日常の生活の中に指導やコアな部分が組み込まれていて、その上で優先事項の考え方があるように感じる時があります。

コアな部分を常に保ちながら、その上で優先事項を考える。
トライ&エラーで進んで行きたいと思います。

備忘録。


2019年4月5日金曜日

夢があってのビジョン。

平成31年度(令和元年)のスタート。
学内でも新たなるスタート。こだわりと柔軟性。
今後のあり方について指導頂く機会。
夢や志しについて改めて考える時間でした。
マインドセット。


2019年3月30日土曜日

10年後の自分

今年度の卒業式も無事に終了。
個性豊かなゼミ生、卒業生の新たなステージでの活躍に期待するばかり。

式では、OGのアナウンサーの方が10年後の自分について、経験に基づいてスピーチ。社会に出て一つ一つの積み重ねが、10年後、想像していない仕事や機会に出会うこと述べていました。日々の積み重ねは色々な可能性の幅を広げてくれるのかもしれません。

新学期が始まる合間を使っての細胞引っ張り実験。
なかなか思うように事は進みませんが、こちらもデータと向き合って一歩一歩進めていきたいと思います。






2019年1月31日木曜日

準備-実行-後始末

2019年1月も終わり。
今年も試験や卒業論文発表会、研修会と色々ありました。

アンケート調査。
近年はITを使ってアンケートする方法もあり、調査の目的によってはとても有効に活用出来るツールになると思います。

その一方、古典的な方法で実際の調査対象の現場に出向いて調査する方法もあります。
現場との調整や協力の依頼など、準備することは大変ですが、そこから得られる情報も貴重なデータとなります。卒業論文でもある学校の部活指導者や部員の方に協力頂きました。

それ故に、調査に協力して頂いた方へのフィードバックの重要性を感じる事が出来るのかもしれません。

準備ー実行ー後始末。

受験業務@東海道新幹線車中より