人体600万年史(ダニエル・E・リーバーマン著)。
人類の歴史からヒトの生物学的システムや適応(不適応)について述べています。
「社会が進歩している中で、むしろ裕福病や新しさの病、廃用性の病に苦しめられている。文化と生物学とのあいだの有害なフィードバックループ。」
「ミスマッチ環境。ディスエボリューション。」
スマートフォンやITによる様々な健康問題がある一方、それらを活かしたヘルスプロモーションやヘルスベネフィットへの応用があります。対症療法と同時に、もっと根源的な原因に追求する研究も大事なのだと感じます。可塑性の機能を有する骨格筋も同じことが言えるのかもしれません。
「文化によっても私たちは自らの生物学的仕組みを超えられないということ」である。という視点。そして、それらを解決、予防するためには、科学と教育、そして賢明な集合的行動のすべてが必要となると述べていました。
備忘録。
0 件のコメント:
コメントを投稿