2011年のネイチャー誌に『Prevention: Activity is the best medicine』の記事が載っていました。(Nature475,S16–S17(14 July 2011)).
アメリカスポーツ医学会でもHPの中に『Exercise is medicine』という言葉が記載されています。世界には『運動』が本当に最もよい医学であると信じて研究や活動している人たちがいることを改めて感じます。
大学院ではスポーツ医学研究室で学び、色々な立場の方たちと関わりをもつことができました。また、昔は『運動医学研究室』だったようです。実際のスポーツ現場では、選手、コーチ、トレーナー、ドクター、など色々な立場からスポーツに関わっています。医療資格もない自分は、当然ドクターやトレーナーと違う立場ですが、スポーツ科学(研究)の立場から現場にどう発信し貢献するか考えていかなければならないと思っています。
言葉は時代とともに変わっていきますが、「運動」、「スポーツ」、「身体活動」と医学との関わり方も様々ですが、その言葉の持つ意味は異なり、関わる人たちも違うかもしれません。最近は基礎研究の視点から運動と身体適応メカニズムについて研究していますが、分子レベルから身体活動や運動に関するエビデンスを蓄積することが運動の価値を高めると思っています。
『Activity is the best medicine』は、運動・スポーツを教育研究する立場として大きな目標を示していますし、これからの時代に運動の重要性がより増してくることを予感させてくれます。
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