2011年11月21日月曜日

Intracrine and Myotrophic Roles of 5a Reductase and Androgens: A Review.

研究を進める上で,最新の研究動向を把握することは大切です.
新しい情報を常に取り入れることは次なる研究や行動をおこす上でもとても役立ちます.
最近,自分の研究分野に関する論文をリサーチする時間がなく,PubMedで検索してみました.

Intracrine and Myotrophic Roles of 5a Reductase and Androgens: A Review.
Yarrow JF, McCoy SC, Borst SE.
Med Sci Sports Exerc. 2011 Oct 8.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21988936

骨格筋における性ホルモン産生機構についてここ数年研究してきましたが,
それに関するレビュー誌が発表されていました.いくつか自分の文献も引用されていましたが,世界には同じことを考えている人たちがいることを改めて実感します.レビュー誌は最新のデータと思いがちですが,一方で,次なるターゲットや研究の方向性が見え始めていることも事実です.

所属する先生方のご協力を得て,少しずつですが,測定環境も整えています.研究動向をみつつ新たな視点で研究を進めていきたいと思います.

2011年11月9日水曜日

仕事のマネジメント

以前「成功するための7つの習慣」の本を読み,そのなかのマネジメントスキルを実際にしてみましたが..
4月から職場が変わり,ほとんどが,緊急性がありかつ重要なことをこなしてきた感があります.
本の中で述べられてきた,緊急性はないが重要なこと,にさく時間がないのも実感しています.
なかなか成功するための習慣を習慣化するには時間が必要です.

2011年11月4日金曜日

研究費申請

11月に入り,大学では文化祭.学生のにぎやかな声が聞こえてきます.
その反面,11月は研究費申請のシーズン.研究者にとっては,研究費が採択されるか否かは,今後の研究活動を大きく左右します.

毎年,研究費申請をする中で,研究費が採択されることは大切ですが,実は研究費を書くプロセスがとても自分にとっては勉強になっているのだと感じます.また,多くの先生方に計画書のアドバイスを頂く中でも勉強になることが多々あります.基礎研究からスポーツ現場まで,その申請内容は様々ですが,共通して感じることは”研究の新規性や独創性”または”研究の意義,期待される効果”などです.実は,この研究費申請プロセスの中で,この研究が何の役に立つのかが見えてくることが多いのです.

基礎研究でも,スポーツ現場でも研究することは常に求められますし,毎年多くの研究費申請が行われています.その競争的申請プロセスこそがその分野をさらに深化させるかもしれません.