2015年5月26日火曜日

Sports and research

ある縁でウィルチェアラグビーのアスリートに測定させて頂く機会がありました。

・練習環境が充実していない中で、練習環境の場を探し求めるアスリート。
・仕事を終え、夜9時まで練習。
・競技者を支えるスタッフの情熱。
・練習開始から終了までの様々なサポート。
・高みを求めてトレーニングするアスリート。
 
スポーツ現場、「選手と指導者」多くの時間を共有してるのが現場であり、それが真実なのだと改めて感じます。

午前中に参加したシンポジウム。
研究者とアスリート、同じ思考なのかもしれません。

答えのない世界に踏み込み、思考錯誤しながら日々のトレーニングを行うアスリート。
システムやフレームワークも大事ですが、その前提条件にもっと本質的な何かがあるのかもしれません。

もともとゼロの環境から実施してきたパラリンピック競技アスリート。
2020年が決まり周りの環境が変化しながらも、実際に日々練習しているアスリートは
何かぶれない強さを感じます。

それぞれの立ち位置で自立した社会が共有・共生の社会を生むのかもしれません。








サイエンスのあり方、やり方

ブレイクスルーはどのような仕組みで起こるのか?
世界各国の科学協会や研究者が講演するシンポジウムに参加。
主に研究費予算のフレームについての話しがありました。

ーEarly concept grants
ーrapid response research

といった視点で、実験中の偶然の発見や緊急時課題などといった
様々な状況に対応している予算付がなされてました。

また人への投資としては、若手研究者へ投資の予算付を多くしている
Priority to young researcherという話しもありました。

インパクトのある研究はどのようなフレームで起こるのか。
ボトムアップ、トップダウン?

public valueを得るには?

根岸先生の講演。
研究データのみを楽しそうにただひたすら発表。
そこには予算や枠組みといった視点はなく、
研究者としてのあり方を感じました。

幸運は準備したものだけに訪れる。

備忘録。