2015年12月1日火曜日

あたりまえを疑う視点

12月に入り今年もあと1ヶ月。

11月には研究所主催でオリンピック・パラリンピックのシンポジウムを開催しました。
シンポジストの先生方の話は今までと違う視点を与えてくれました。
言い換えれば、今ままでは一方的な視点でしかスポーツをみていなかったのかもしれません。東京オリンピック・パラリンピックは5年後ですが、色々な事業やシンポジウムなどみると、実はもう始まっているのかもしれません。

・障がい者のスポーツを充実させることは、超高齢化社会を迎える日本が抱える課題を解決するための未来への投資。すなわち、日本がどのようにこの課題を解決するか世界はみているかもしれません。

・日本全体の10%がなんらかの障がいのある人。でも大学では0.06%しか進学していない。このことは、障がいのある人の多くが大学に進学できていなく、企業でも2%程度とのことです。障がいのある人の教育、雇用、スポーツ、つながっているのだと感じました。

・みるスポーツ、するスポーツ、ささえるスポーツ、スポーツには色々な関わりがありますが、スポーツに障がいをなくすには?

・オリンピック、パラリンピックの両方に出場する選手の意味は?「選択できる」スポーツ環境があってもよいのかもしれません。

・ロンドンオリンピックでは200カ国、ロンドンパラリンピックでは160カ国の国が参加しました。この40カ国の差は何か?この40カ国の差を意味するものは何か?

それぞれが、それぞれのフィールドで時間を費やすことで、見えないものが見えてくるのでしょうか。そこには共通する考えや気づきがあるのかもしれませんし、今回のシンポジウムはそのことを教えてくれました。

備忘録。









0 件のコメント: