11月もあと僅か。
日本臨床スポーツ医学会に参加。
スポーツ庁長官のプレゼンでは、様々な課題や今後の方向性を考える内容でした。
運動習慣化においては、(1)無関心層へのアプローチ、(2)行動変容、の視点を取り入れた研究や取り組みの必要性を感じました。
そして、河野先生のご講演。
・バリューを持たないスポーツは、ただのエンターテイメントにすぎない(IOC会長)
・スポーツのコアバリューとスポーツのバリューの違い
スポーツを俯瞰した視座から述べられ、さらに今後の方向性や考え方についていつも考える機会を頂きます。
スポーツのコアバリューはスポーツ現場にその答えがあり、スポーツのバリューは、自分の視点でいうと、研究やサポートの分野もその中にあるのかもしれません。
バリューを持つためには、そこに多くの時間を費やす必要があります。
複雑化、多様化する時代だからこそ、今できることに時間を費やすことで、次への方向性が見えてくるのかもしれません。
備忘録。
2017年10月8日日曜日
研究知見と現場
10月は2日間続けてシンポジウムで発表する機会を頂きました。
2017年10月7日は、第8回テストステロン研究会において、テストステロンの精巣以外での局所合成と作用:「筋肉でのテストステロン産生と作用」を発表(東京大学)。
2017年10月8日は、第30回トレーニング科学会大会において、性差を考慮したトレーニング科学:「骨格筋におけるアンドロゲン作用の性差」を発表(日本体育大学)。
いずれもキーワードは、性ホルモンと骨格筋。
泌尿器科や老年医学を中心とした臨床医学系の学会とトレーニング科学系の学会。
発表を通して同じエビデンスですが、伝え方や反応、質問の視点が違うことを感じ、どれも勉強になることばかりです。
基礎的な知見を臨床やスポーツ現場にどう伝えるか。
発表を通して考えることができました。
基礎研究と実践(臨床)研究。
共通して言えることはデータを還元するための「現場」があり、そのことを頭の片隅に置きながら、基礎研究、データの発信や活用をしていくことの必要性を改めて学ぶ機会となりました。
備忘録。
2017年10月7日は、第8回テストステロン研究会において、テストステロンの精巣以外での局所合成と作用:「筋肉でのテストステロン産生と作用」を発表(東京大学)。
2017年10月8日は、第30回トレーニング科学会大会において、性差を考慮したトレーニング科学:「骨格筋におけるアンドロゲン作用の性差」を発表(日本体育大学)。
いずれもキーワードは、性ホルモンと骨格筋。
泌尿器科や老年医学を中心とした臨床医学系の学会とトレーニング科学系の学会。
発表を通して同じエビデンスですが、伝え方や反応、質問の視点が違うことを感じ、どれも勉強になることばかりです。
基礎的な知見を臨床やスポーツ現場にどう伝えるか。
発表を通して考えることができました。
基礎研究と実践(臨床)研究。
共通して言えることはデータを還元するための「現場」があり、そのことを頭の片隅に置きながら、基礎研究、データの発信や活用をしていくことの必要性を改めて学ぶ機会となりました。
備忘録。
2017年9月21日木曜日
追い込む時期と自主性
9月に入り、大学も後期授業が始まりました。
ちょうど同じ時期に現場で指導されている先生と話しする中で、同じようにトップ選手も学生も練習している内容や時間はあまり変わらない、と話されていました。大事なのはその物事に対してどう意識して取り組むかの違いなのかもしれません。自分で追い込れる能力は基礎があってのことだと感じました。
松山ー今治の電車、本数は少ないですが、研究や事業、教育など深く考える時間をもらった気がします。
備忘録。
今週は、愛媛で開催された日本体力医学会に参加し、研究発表しました。
今治FCの岡田武史さんのご講演では、自主性について考えることができました。ヨーロッパの指導では、16歳までに徹底的に基礎を追い込んで、その上で、それ以降は選手の自主性を生かしていくとのことでした。
教育と学習、高校と大学、育成と強化、
ちょうど同じ時期に現場で指導されている先生と話しする中で、同じようにトップ選手も学生も練習している内容や時間はあまり変わらない、と話されていました。大事なのはその物事に対してどう意識して取り組むかの違いなのかもしれません。自分で追い込れる能力は基礎があってのことだと感じました。
松山ー今治の電車、本数は少ないですが、研究や事業、教育など深く考える時間をもらった気がします。
備忘録。
2017年7月2日日曜日
大学とスポーツ
IDE現代の高等教育7月号「大学とスポーツ」にて原稿を執筆
http://ide-web.net/newpublication/blog.cgi?n=13&category=001 。
依頼された内容は、「大学生における運動習慣の実態調査」についてでした。
大学関係者向けの雑誌ですが、色々な立場の視点から大学とスポーツについて考える内容で勉強することが出来ました。
今回の原稿は、以前に大学生を対象とした運動習慣の実態調査を発表した論文を通して、依頼を受けました。
最近、論文を通して違う分野の先生やテーマと出会う機会があります。論文は科学雑誌の種類に関わらず、エビデンスを残し発信することで、また違うセレンディピティを生むのかもしれません。
http://ide-web.net/newpublication/blog.cgi?n=13&category=001 。
依頼された内容は、「大学生における運動習慣の実態調査」についてでした。
大学関係者向けの雑誌ですが、色々な立場の視点から大学とスポーツについて考える内容で勉強することが出来ました。
今回の原稿は、以前に大学生を対象とした運動習慣の実態調査を発表した論文を通して、依頼を受けました。
最近、論文を通して違う分野の先生やテーマと出会う機会があります。論文は科学雑誌の種類に関わらず、エビデンスを残し発信することで、また違うセレンディピティを生むのかもしれません。
2017年6月26日月曜日
2017年4月26日水曜日
積み重ね
4月もあと僅か。
授業も始まり、色々な事が動き始めています。
今年度は、科学研究補助金と民間の研究助成のサポートを受けて研究活動がスタート。
大きな研究テーマは変わりませんが、進めて行くにあたり、色々な種類の助成を受けてきました。振り返ると、一つの研究助成をやり切ると、また次の課題が出てきて、その繰り返しの中で研究の新しい方向性や意義がみえてきました。さらに、助成の種類に応じて研究知見を還元する場も異なります。その中で関わる人や組織も変わり、それがまた研究や考え方の幅を深く広げてくれた様に思えます。
最初は小さなステップ。
その積み重ねの中に、今と今後の可能性があるのかもしれません。
備忘録。
授業も始まり、色々な事が動き始めています。
今年度は、科学研究補助金と民間の研究助成のサポートを受けて研究活動がスタート。
大きな研究テーマは変わりませんが、進めて行くにあたり、色々な種類の助成を受けてきました。振り返ると、一つの研究助成をやり切ると、また次の課題が出てきて、その繰り返しの中で研究の新しい方向性や意義がみえてきました。さらに、助成の種類に応じて研究知見を還元する場も異なります。その中で関わる人や組織も変わり、それがまた研究や考え方の幅を深く広げてくれた様に思えます。
最初は小さなステップ。
その積み重ねの中に、今と今後の可能性があるのかもしれません。
備忘録。
2017年3月23日木曜日
2017年3月13日月曜日
2つのキャリア
2つのキャリア。
少年少女レスリング教室において、
子ども、保護者、指導者を対象にデュアルキャリアに関するセミナーを開催。夢と目標の違いは? 小学生の自分、アスリートとしての自分について深く考える機会でした。
セミナーを企画立案した先生はまさしくデュアルキャリアのロールモデル。
学校や運動、部活は1日に費やす時間に大きな差はありませんが、
時間の質を高めてくれるのかもしれません。
別日には、女性アスリートカンファレンスでの発表。
FALプロジェクトの成果や課題を発表し、プロジェクトの方向性を考える機会となりました。研究的視点を持ちながら現場に還元することに拘ったプロジェクト。
ここでも、女性として、女性アスリートとしてのキャリア教育や医科学サポートについて考える機会となりました。進みながら考えていきたいと思います。
2017年2月20日月曜日
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