2020年12月14日月曜日

卒業論文2020


 2020年、新型コロナ渦での卒業論文。無事(?)に全員が提出。

 一歩一歩の作業を通した結果として「論文」が完成することを改めて感じる。

そして、そのプロセスのあり方こそが卒業論文として最も重要なことなのかもしれません。

 

 


 

 

 

 

2020年9月15日火曜日

基礎、応用、そして社会実験

 9月に入り秋を感じる季節。
来週からは、後期授業が始まります。前期と同様に多くの授業がオンライン授業となり、
対面授業に向けた模索が続いています。
 
 これまで、人、動物・細胞を対象に実験してきました。今年度、ある助成金を採択し、スポーツ、ウエルビーイング、女性のキーワードでプログラムの開発を検討しています。
トライ&エラーの試みですが、「社会」を対象にコンセプトをどうのように発信、関心を持たれ、どうのような効果をもたらすか、について検討しています。 
 
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◆「アスリートから学ぶコンディショニング講座」(https://conditioningskill.peatix.com/

◆月日  10月10日(土)
◆時間  午前10時~12時半頃(開始20分前より開場)
◆定員  20名 ※先着順
◆対象  60歳までの、健康やカラダづくりに興味のある方
◆会場  colomari (大阪市中央区)
◆受講料 無料  ※コンディショニングについてのアンケート調査へのご協力をお願いいたします
◆申し込み締め切り 10月9日(金)午後9時
◆主催  専修大学スポーツ研究所
     ※専修大学スポーツ研究所は、日本の健康課題解決の研究をすすめています。
     健康問題の解決は、ウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)向上に繋がると考えています。
     本イベントは、アスリートからコンディショニングスキルを学び、日々のヘルスケアへ役立てることを目的としています。
◆当日のスケジュール
 ● 前半
・ アンケート回答
・ 体組成測定、骨密度測定、ヘモグロビン測定
  ※体組成測定の実施するため、タイツ着用でのご来場はお控えください

 ● 後半
・ 測定結果の見方について
  ・ アスリートと学ぶコンディショニング方法
  食事、休養、運動のバランスのとり方について
   ※軽運動の実施
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立場が違う人や企業とのプロジェクト。
 学びながら進みたいと思います。
 
備忘録。
 
 

2020年8月7日金曜日

人にとってのウェルビーイングとは何か?

 

梅雨も明け、蒸し暑い日が続いています。その中で後期授業への準備作業。

リハビリテーション体育での授業や、今は熊本で過ごしている卒業生と会う機会。それぞれの目標で進むスピードは違いますが、それぞれの目標に向かう学生や、今の環境から次の目標に向かって模索している姿。そして、たわいのない会話と笑い。

 そして人と比べるのではなく、自分のペースで前に進む。 

 今年度、「スポーツを通したウェルビーイング」に関する研究助成を採択し、研究を進めています。その中で、 人にとってのウェルビーイングとは何か?について考える日々。明確な答えは未だ見つかっていませんが、その答えはすぐそこにあるのかもしれません。

2020年7月24日金曜日

今日は何の日?

2020年7月24日、スポーツの日。本来なら東京オリンピック2020の開会式の日。 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な準備及び運営に資するため、10月の第2月曜日から特例での変更。

授業で、今日は何の日?と聞いてみると、このコロナ渦の中ではなかなかこの日について答えるのが難しいようでした。 新型コロナ感染の影響で、大学も前期授業はオンラインで行われています。 毎日がコロナと政策と科学の融合された社会実験のように進んでいるように感じる日々。 オンライン授業もそれ自体が目的ではなく、あくまで手段であり、やがてこれが日常になりまた新たな考えややり方が出てくるのだと感じます。 まだ入学して一度もキャンパスに来ていない新入生、卒業論文や就活をコロナ渦の中でやり遂げる4年生。

5年前の今日は、5年後の今日のことを書いていました。東日本大震災とオリンピック。 そして1年後の今日のことを、今日書いています。過去を振り返りながら、次のことを考える機会なのかもしれません。 3月から7月までのこの5ヶ月間、人にとっての優先事項や価値が何かを日々考える期間でした。 地域にもよりますが、クラブ活動やスポーツ活動も限定的に進み始める。 実験も中断していましたが、少しづつ再開しようと思います。

 目標設定や動機(モチベーション)について、再考。 試合や発表する場合がなくても、スポーツや研究もその中で行われ続けている今、 それらには根本的に単純でもっと深い何かがあるのかもしれません。 いつか振り返りのための備忘録。


2020年4月9日木曜日

ブリコラージュとマスク

緊急事態宣言を受けて街の活動も抑制されている状態が続いています。 ブリコラージュ(Bricolage)は、「寄せ集めて自分で作る」「ものを自分で修繕する」こと。「器用仕事」とも訳される。元来はフランス語で、「繕う」「ごまかす」を意味するフランス語の動詞 "bricoler" に由来する。 ブリコラージュは、理論や設計図に基づいて物を作る「設計」とは対照的なもので、その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しい物を作ることである(ウキペディアより引用)。 新聞記事でブリコラージュの記事を読み(朝日新聞.2020年2月20日)、この言葉を知りました。あり合わせを集めて問題を解決する能力とした意味でも用いられているようです。 マスク不足。米国CDCの簡易マスク作成Web米国CDCの簡易マスク作成Webマニュアル(https://www.youtube.com/watch?v=tPx1yqvJgf4&feature=youtu.be)や昔ながらのマスク作成をみて、マニュアルではなく、ブリコラージュ的思考が危機の時にはとくに必要なのかもしれません。  

2020年3月31日火曜日

非適応への適応

今日で令和元年度も終了。 2020年2月頃から新型コロナウイルスの影響で世界中で広がりをみせています。 卒業式や入学式も中止、延期。オリンピック・パラリンピックも一年後に延期されるようです。 混沌とした時間。 非常勤先で出会った体育授業での学生。知的好奇心の出会い。 ゼミでも面白い卒業研究した学生もいました。 大学の起源は諸説あるようですが、中世の大学ではキャンパスはなく、学生と教員が1つにまとまった組合団体として互いに結び付けられた諸個人の集まりだったようです。学業でも、スポーツ限らず他でも、知的好奇心がある学生との出会いは面白いと改めて感じた時間でした。 新型コロナ。 大学院の時、スポーツ医学の授業で学んだ「適応と破綻」のことを覚えかえす。 非適応として新型コロナをみた場合、防衛体力、コンディショニング、医療、そして政策。非適応への適応を考える。
早く新型コロナが終息することを願うばかり。 20020年3月31日。 備忘録。

2020年3月11日水曜日

一歩一歩

2020年、3月11日。 東日本大震災からはや9年が経ちました。 世界では新型コロナで社会も大きく影響を受けています。 常磐線全線開通のニュース。 地元・岩沼も通る馴染みの路線。 多くの時間を費やしましたが、これからが路線を通して人や街に色々な可能性をもたらすのかもしれません。 卒業生と食事する機会。 なかなか思うようにいかない時も一歩一歩進んだ先に何か見えるのだと思います。 9年前はポスドク最終年で実験と格闘していた日々。 今日も実験に失敗し、、なかなか先に進まず。 「成功とは成功するまでやり続けることで、失敗とは成功するまでやり続けないことです」 [ 出典 ]松下幸之助(松下電器産業創業者、1894~1989)

2020年2月28日金曜日

ビジョンがあっての体力測定

毎年、国民の体力測定や運動実施率のデータが公表されます。 競技スポーツでも体力測定(基礎体力、専門的体力)が行われ選手や指導者にフィードバックされます。 国民やアスリートの体力を継続的に評価することは意味があると思いますが、 指導者(コーチング)の視点で体力測定をみると、捉え方が違うと思いました。 最終的にはパフォーマンス、健康領域であればQolや疾病との関連など体力とその表現系にどう関わっているのかを知り、 コーチングや健康増進に活かすこと(までが)大事なのかもしれません。 動き(パフォーマンスや運動実施率)の中に体力測定をど活かすのか?そこまでを含めたアプローチが大事なのかもしれません。 大学でも中高年の方やジュニアアスリートに体力測定をしています。 その中で測定値に気にかけてデータを深く考える方や選手を経験します。 指導者の活かし方も含め、サイエンスリテラシーを高めることに意味があるのかもしれません。 次へ向けた備忘録。

2020年2月20日木曜日

情報のシェアとネットワーキング

ある勉強会の企画運営。
研究(科学)、スポーツ現場、栄養、コーチなど立場が異なる参加者でした。
同じテーマでも立場が変わると視点や取り組み方が全然違います。
情報提供とワークを通して、改めて勉強になりました。

自立、分散、共感系の場の設定がネットワーキングの構築に必要なのかもしれません。

備忘録。

2020年1月31日金曜日

スポーツツーリズムの現場

研究所の研修会で宮崎県へ。 スポーツをキーワードに、合宿地誘致の取り組みを学びました。 地の強みを活かしながら、 様々な障壁を顧客優先に行動する思考、実行力。 スポーツツーリズムは観光する人の視点だと思っていましたが、 大事なことは、実際に練習する選手や競技団体の環境整備あって、 その上で人が集まるのかもしれません。 実際に現場で働いている方に接して学ぶことができました。 備忘録。

2020年1月1日水曜日

やってみることに価値がある。

令和2年度元旦。
初日の出を見に海岸へ。行って見ないとわからない。
自然相手。あるがままに感じる。
選択することに価値があるのかもしれません。

@宮城県岩沼市二の倉海岸。