2013年11月19日火曜日

オープンサイエンス

オープンサイエンス革命、マイケル・ニールセン著では、これからのサイエンス情報の活用の方向性を事例を交えて紹介しています。エビデンスは誰のものか?世界中の知を掘り起こすツールとして、無料のオンラインジャーナルやサイエンスブログについて述べられています。サイエンス(エビデンス)がオープン化される中、それを読み解くには読み解くためのトレーニングが必要になるのかもしれません。

分野限らず研究ラボでは、文献発表の抄読会が行われます。原著論文を訳して、加工、発表することは古典的な作業ですが、今思うと大事なプロセスなのかもしれません。企業が求める人材育成を考えると古典的な作業は古い感覚なのかもしれませんが、そこに時間を費やすことには大きな価値があると感じます。

情報が爆発化している今、よりその情報を読み解き活用するためのリテラシー教育が必要になってくると感じます。

常に学び続けながら、今後の方向性を模索し続けたいと思います。

2013年10月13日日曜日

研究費と人材

科学研究費補助金、採択2年目。
初年度は研究環境の整備に費やしましたが、
今年は実験する時間をいかに作ることができるかが目標です。
夏休みには1週間という短い期間でしたが研究に集中できる時間を得ました。
しかし、10月に入るとなかなかまとまった時間が取れないのが現状です。

研究費の用途には、物品、旅費、人件費などカテゴリがあります。
研究環境が整いつつある今、これから研究プロジェクトを進めていくためには、「人」の重要性を強く感じています。

自分の経験からも、「研究員」という人への予算によって
幾つか雇用され、そこでの経験によって育てられたことは大きな財産でした。

マネージメントの時代と言われる今、人に研究費を投資的視点で運用
することは数年後、その分野の成長に大きく貢献するかもしれません。
 そのためにも、研究思考を高めることを常に考えて行きたいと思います。

 

2013年9月23日月曜日

日本体力医学会2013


2013年9月21-23日、第68回日本体力医学会開催。
発表者全員が口頭発表。データに基づいて行われるデスカッション、純粋に勉強になりますし、刺激を受けます。午後からは学会会場を後にして大学での後期授業初日。研究と教育、つながっているのかもしれません。

発表演題:筋萎縮抵抗性における筋局所活性型アンドロゲンの役割

【背景】骨格筋萎縮は、加齢、慢性疾患、不活動等に伴う骨格筋タンパク合成と分解の不均衡によって生じる。活性型アンドロゲンであるジヒドロテストステロン(DHT)は、性ホルモン合成酵素の5alpha-reductasesrd5a1)によりテストステロンから合成される。近年、骨格筋局所においてアンドロゲンを自己産生する可能性が示されている。しかしながら、骨格筋局におけるsrd5a1を介した活性型アンドロゲン産生が筋萎縮抵抗性に与える影響については明らかでない。
【目的】そこで本研究では骨格筋局所におけるsrd5a1を介した活性型アンドロゲン産生が筋萎縮に及ぼす影響について検討した。
【方法】骨格筋局所アンドロゲン産生の筋萎縮へ与える影響を検討するために、srd5a1強制発現ベクターを作製した。Srd5a1強制発現ベクターは、マウス骨格筋(前脛骨筋)へエレクトロポレーション法により導入した。その後マウス下肢に対してギプス固定(7日間)による筋萎縮を誘導した。ギプス固定7日後、骨格筋(前脛骨筋)を摘出し、筋重量、筋横断面積、筋萎縮関連遺伝子MAFbx/atrogin-1およびMuRF1の遺伝子発現を評価した。
【結果】ギプス固定による筋萎縮誘導により筋重量及び筋横断面積がみられたが、srd5a1導入脚では、ギプス固定に伴う筋重量及び筋横断面積の減少がコントロール脚と比べ抑制された。また、srd5a1導入脚ではMAFbx/atrogin-1およびMuRF1遺伝子発現もコントロール脚に比べ抑制された。【結語】骨格筋局所におけるsrd5a1を介した活性型アンドロゲン産生は、筋萎縮の抑制に関与していることが明らかとなった。

2013年9月15日日曜日

あるがままに打つ

9月8日から14日まで大学の集中授業ゴルフ実習がありました。
ゴルフを通してマナーやエチケット、フェアープレーについて学ぶことができます。
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定。スポーツを専門としない人達にも
スポーツを体験することで、オリンピック・パラリンピックの価値を共有する一つのキッカケになるのかもしれません。


2013年8月29日木曜日

手足を動かす

この一週間、共同研究先で研究中心の日々を送りました。
なかなかまとまった期間が無かったので、貴重な時間でした。

基礎研究の現場は実験室、一つの実験をするにも数日の準備を要し、
結果が出ればまた次の実験に入り、失敗と向き合う日々がほとんどです。
その度にその理由を考え、模索し、検討してみる。思う通りにいかないのが研究なのかもしれません。

ただ、実験ベンチで手足を動かして実験していると、不思議と色々と研究案が浮かんできます。
研究であれスポーツであれ、その「現場」で手足を動かすことの大切さを実感しました。
ディスクワークだけでは新しい思考や発想が生まれにくいのかもしれません。

9月から、学内の仕事や授業が色々と始まります。
一つ一つ大切に向き合おうと思います。



2013年8月12日月曜日

ボランティアとスポーツ

ボランティア、東日本大震災以降、色々なボランティア活動が行われています。
震災当日は、故郷でも公園にテントを貼りボランティア活動をする方々がたくさんいました。先日、大学の活動で石巻へボランティア活動に行かせて頂きました。瓦礫撤去から、今後どのようなボランティア活動が求められているのか、考えさせられました。

スポーツ自体もそもそもボランティアなのかもしれませんが、以前、視覚障害のマラソン大会で視覚障害者ランナーへの伴走者のボランティアと接する機会がありました。スタートからゴールまで伴走しゴール直後に保護者へ引き渡しした後、そのボランティアはさっとその場を後にしました。

ボランティアの目的、その目的を遂行するための準備、実行。自前でテントを貼ってボランティアする人、伴走者としてサポートをする人、本質はそこにあるのかもしれません。

姉妹校の石巻専修大学は震災復興の拠点として活用されていました。広大なグランドで多くのボランティアが活動していました。

震災から3年目、そのグランドではスポーツをたのしむ選手たちがいました。秋にはツールド東北というイベントが開催されます。

スポーツとボランティア、これからの可能性を模索したい。



2013年7月10日水曜日

小さなこと

7月に入り暑い日が続いています。
大学の授業もあと僅か、色々な事で、準備、実行、再考、の繰り返しですが、どの世界でも同じことなのかもしれません。ある先生との会話で、「地球規模の視点でみると、大きなことも、小さなこととして、みることができる」。時にはそういう感覚で物事を捉えることは重要なことかもしれません。