2014年9月25日木曜日

組織間のコンディショニング

後期授業がスタート。

会議やプロジェクトなどバタバタ感を感じながらの日々です。
その中でも専門家や学生とのディスカッションは面白い時間です。
会話の中から、自分の考えが整理されたり、違う視点を発見できる時があります。

大学にも色々な組織があり、その組織間や組織内をつなぐのは人しかありません。
組織間が同じ方向性でコミニュケーションをとれた状態が良いパフォーマンスを生み出すのかもしれません。状態を良い方向に改善することをコンディショニングと言いますが、研究や事業環境を良い状態にすることも同様なのかもしれません。

経験と反省を繰り返しながら、プロジェクトに関わる人が面白いと思える環境になるようにコンディショニングできればと思います。

2014年9月21日日曜日

モチベーション3.0とスポーツサイエンス

第69回日本体力医学会が長崎大学で開催されました。
学会は研究発表の場と同時に研究を持続する「やるき」の
スイッチをオンにしてくれる場でもあります。

ダニエル ピンク著、「モチベーション3.0」では、人には報酬と処罰が効果的とする2.0から、学びたい、創造したい、世界を良くしたいという第3の動機付けとしてモチベーション3.0を提案しています。学会での研究発表はまさしくこの領域だと感じます。

報酬は時には、その人の動機や創造性をネガティブに作用する場合があり、
運動の実施やリテラシーを高めるアプローチとして、内的動機付けをいかに引き出すかが
必要なのかもしれません。

そう考えると、アスリートはモチベーション3.0の領域にいるのかもしれませんし、
スポーツサイエンスはその高度な動機を持続させるためにあるのかもしれません。


2014年9月14日日曜日

情報伝達の適時性と多様性

大学休暇ももう僅か。
9月に入り、ゴルフ実習、学会、育成事業での講師など、
色々な立場でスポーツと関わりました。

情報の伝達において、その伝える対象者や時期によって
伝え方、捉え方、感じ方が異なることを改めて感じます。
ただ、実習でも、学会でも、教育プログラムでも、
その対象は人であり、関わっているスタッフも人です。
情報は、その対象者に伝えて、理解し、実行してはじめて意味を持つのかもしれません。
情報の伝達には、様々なアプローチがありますし、その効果には時間を要することもあるかもしれません。

10月からは新しいプロジェクトがスタートします。
一つ一つの経験を活かしていきたいと思います。