2014年9月21日日曜日

モチベーション3.0とスポーツサイエンス

第69回日本体力医学会が長崎大学で開催されました。
学会は研究発表の場と同時に研究を持続する「やるき」の
スイッチをオンにしてくれる場でもあります。

ダニエル ピンク著、「モチベーション3.0」では、人には報酬と処罰が効果的とする2.0から、学びたい、創造したい、世界を良くしたいという第3の動機付けとしてモチベーション3.0を提案しています。学会での研究発表はまさしくこの領域だと感じます。

報酬は時には、その人の動機や創造性をネガティブに作用する場合があり、
運動の実施やリテラシーを高めるアプローチとして、内的動機付けをいかに引き出すかが
必要なのかもしれません。

そう考えると、アスリートはモチベーション3.0の領域にいるのかもしれませんし、
スポーツサイエンスはその高度な動機を持続させるためにあるのかもしれません。


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