2015年3月27日金曜日

読み替える技術

仕事を通して、
色々な方の考え方や感じ方を知ることは、
とても勉強になります。

そして、何かを企画実施する場合には、
計画や運営、あるは契約内容などをクリアすることも大切なプロセスです。

ある報告書。

報告書を活用して何かの企画を実施する時、
その報告書を違う視点で読み替えてみると、全く違う企画に見えるようになりました。
視点を変えて読み替えてみる。柔軟な思考。
そういった視点は、物事を常に先を見通して考えている先生から学びました。

まだまだ学ばなければなりません。





2015年3月22日日曜日

終わりは始まり。

大学の卒業式。
入職して4回目を迎えました。

晴天に恵まれた良い式でした。
縁あって出会った2名のゼミ生(2期生)。

時間を共有する中で、変化することや、やり遂げること
の大切さを感じることができました。

約4千名が大学から社会に旅立つ日。
それはそれぞれが新たにスタートする日なのかもしれません。




2015年3月19日木曜日

いつか見直すための備忘録

2015年3月。

研究費や事業費の報告書の提出に追われる日々。
予算申請から報告書提出までが求められますし、
それは税金を使用している意味でも責務だと思います。

・報告書は誰に対して書いているの?(現場?、行政担当者?、会計検査委員?、政策決定者?)
・単年度事業の成果ってなんなのか?
・研究と事業はそもそもどう違うのか?経費の扱いも違うのか?報告書の書き方も違うの?
・申請書と予算執行日のズレ、空白期間の対応は?柔軟な会計対応は可能か?本当に必要な人材が集まるのか?働けるのか?
・疲弊する人々。
・萎縮した研究思考。会計運用思考。

国会中継を聞きながらの報告書、申請書の作成。

島岡先生の著書では、研究費やイノベーションを生むには、
・情報公開
・人材の流動性
・セーフーティーネット
が前提条件として述べれています。

予算が増えることはその領域で意味があるのでしょうが、その後にシステムや意味あるものとして残るかどうかは今は何も答えがありません。

新しい事業や予算を作る際には会計や運用の実務的な面も検討した決定というのは、
後々実際に行ったとき大切なことなのかもしれません。

現在の環境は今しか感じることが出来ません。そして、またそのうち今の思考も変わるのでしょう。

いつか見直すための備忘録。










2015年3月10日火曜日

骨格筋で作られる性ホルモンの意味とは?

科学研究補助金も最終年度。
実験室のセットアップから始まりましたが、本来の研究を進めていくには
まだまだ努力しなければなりません。

色々な仕事の中でも論文のリサーチは時間を作ってしようと思っています。
我々は動物や骨格筋培養細胞を用いて「骨格筋における性ホルモン産生」機構について検討してきました。最近、Pöllänen Eらは、ヒト骨格筋を用いて筋局所性ホルモンの役割について報告しています。

Intramuscular sex steroid hormones are associated with skeletal muscle strength and power in women with different hormonal status.
Pöllänen E, Kangas R, Horttanainen M, Niskala P, Kaprio J, Butler-Browne G, Mouly V, Sipilä S, Kovanen V.

基礎研究から始まり、ヒトの研究に発展し、運動応答や加齢の視点からも研究が行われてきました。

○骨格筋で性ホルモンが産生される意味とは何か?
・生理的、臨床的な役割とは?
・どのような刺激で産生が活性化するのか?
・その活性化メカニズムは?

論文という媒体を通して、世界の研究者とコミニュケーションしているように感じます。


知的好奇心を忘れず、一歩一歩進みたいと思います。





2015年3月1日日曜日

やってみないと分からない

2月ももう終わり。
入試の時期、受験生の真剣勝負を肌で感じます。
2月は例年以上に色々なところに行きました。

-岩手(スキー実習)
-静岡(測定)
-沖縄(研修会)
-兵庫(測定)

実践を通して分かることは多々ありますし、
計画や予想とは違うことの方が多いかもしれません。

計画通りに進まないことは問題なのか?
進まないのはそもそも計画が乏しかったのか?

あるいは、実践を通して感じて、次の方策を考えることの方が大切なことなのかもしれません。ポスドク時代、細胞と向かい合って実験、データ再考の繰り返しの日々。
場は違いますが、同じ思考なのだと感じる日々です。

経験は知識や知恵を生み出すための重要なファクターなのかもしれません。