6月ももうすぐ終わり。
蒸し暑い日が続く中で、授業中もこの蒸し暑さの中で進んでいく。
生理学の視点から、この節電対策について考えてみました。
この震災はこれまでの生活感や文化など大きくその価値観をかえたのかもしれません(パラダイムシフト)。
これまでの夏は、エアコンですぐ対処できましたが、今年の夏はそういう状況にはならないと思います。
ヒトは環境に適応して生きています。そう考えれば、暑さ対策も今の時期から『暑さに慣れるトレーニング』が必要だと、授業で言いました。今からその意識があれば、夏には暑さに対して適応できるからだになっているだろうと思います。
熱中症や年齢、性差、体調など考慮することはもちろん大切ですが、暑さに『順化』することが究極の暑さ対策かもしれません。
電車の中で、ふと思いついたので備忘録的に書きとめます。
スポーツ世界含め、どの分野も専門性が細分化されてきました。医学の世界でも基礎から臨床に至るまで、
その研究分野が高度化するにつれて専門化していると思います。
このことは、研究の宿命というか、新たな分野を切り開くために必然の流れなのでしょう。
その一方、『融合』、『統合』など、その細分化された分野を連携させていく考え方もみられます。
東大前総長の小宮山先生の講演を聞いたとき、『爆発する情報』と言っていたのを思い出しました。さらに、
その情報を『知の統合化』という視点からまとめ、実社会に活かす方策を提言されていました。
自分の立ち位置でできることを考えていきたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿